急性症状とは？

ある瞬間に突然起きる強い痛みを「急性症状」と呼びます。代表的なものは次の通りです。

• ぎっくり腰：物を持った瞬間やくしゃみで急に痛くなる。
• 首の寝違え：朝起きたら首が回らない、動かすとズキッとする。
• 急性肩関節炎・肩の痛み：肩を上げた瞬間にビキッと痛む。
• 捻挫・肉離れ：運動中や段差で踏み外した際に発生する。
• ぎっくり背中：咳や姿勢の変化で背中に強い痛みが出ることも。

急性症状は「ちょっと様子を見よう」と放置すると、炎症が広がって回復に時間がかかることがあります。早めの適切な処置が重要です。

急に痛くなったらどうすればいい？（応急処置）

1. 無理に動かさない
   痛い部分を無理に伸ばしたり押したりするのは避けてください。悪化の原因になります。
2. 冷やす🧊（発症から24〜48時間）
   炎症や腫れを抑えるために、氷嚢やアイスパックで10〜15分程度ずつ冷やします。直接肌に当てないようタオルを一枚挟んでください。
3. 温めるのはNG🙅🏻‍♀️（急性期）
   急性の炎症期に温めると症状が悪化することがあります。痛みが落ち着いてから温めましょう。
4. 安静にして早めに受診を🛏️
   痛みが強い・動けない場合は、早めに当院へお越しください。当院は予約制ではありませんので、思い立ったときにすぐお越しください。

ワンポイント：腫れ・熱感・強い痛みがある場合は、まず冷却＆安静。その後、専門家の診断を受けることが回復の近道です。

当院の急性症状へのアプローチ

急性症状は 早期対応 が何より重要です。当院では下記を行い、早く楽になるサポートをします。

• 炎症を抑えるための特殊電療（物理療法）
• 痛みの原因となる筋・靭帯への的確な手技調整
• 再発を防ぐための姿勢・動作指導
• ご自宅でできるセルフケア（冷却・簡単な体操など）の指導

その日のうちに正しい処置を受けることで、痛みの長期化を防ぐことができます。

この季節の注意点（体調変化とインフルエンザ）

季節の変わり目は気温差や体調低下で筋肉が硬くなりやすく、急性症状が出やすくなります。特にインフルエンザが流行している時期は、免疫低下で体が固まりやすくなるため注意が必要です。

日頃からの予防として、十分な睡眠・栄養・適度な運動を心がけ、寒暖差対策（羽織り物など）を行ってください。

来院のご案内（すぐ来てください）

急な痛みが出たら、まずは冷やして安静に。症状の強い場合や不安がある場合は、遠慮なく当院へお越しください。予約は不要です。