はじめに 〜大会前が一番ケガが起きやすい？〜

大会が近づくと練習量を増やす選手が多くなります。気持ちは最高に盛り上がっていますが、実は大会直前はケガが起きやすい時期でもあります。疲労が蓄積した筋肉や関節は柔軟性が落ち、ちょっとした動作で肉離れや捻挫につながることがあるからです。

大会前に特に注意したい代表的なケガ

• 足首の捻挫 着地や切り返しで発生。予防のための足部・下腿の安定性強化が重要。
• 肉離れ（ハムストリング・ふくらはぎなど） 疲労＋急なダッシュで発症しやすい。ウォームアップ不足が原因になることが多い。
• 膝の痛み（ランナー膝、オスグッドなど） 走り込みやジャンプの繰り返しで悪化。フォームや筋バランスのチェックを。
• 肩の張り・インピンジメント 投げる競技で多い。肩甲帯の可動域と安定性のバランスがカギ。
• 腰の張りやぎっくり予備群 体幹の疲労が取れないまま負荷をかけると要注意。

今すぐできる！大会前のセルフケア／予防ポイント

1. 丁寧なウォーミングアップ 動的ストレッチ→競技動作に近いドリルで筋温を上げる🔥
2. 練習後のクールダウン＆アイシング 疲労と炎症を早くリセットすることで翌日の回復が変わります🔄
3. 短時間の筋力メンテナンス 体幹・臀部・足首まわりの安定性トレーニング（毎日5〜10分でも効果あり）。
4. 睡眠と栄養の確保 回復は練習の“結果”を左右します。特に大会直前は良質な睡眠を🛏️
5. 違和感は放置しない 小さなズレ・張りでも、早めのチェックとケアで大きなケガを防げます✅

大会直前にやってはいけないこと

• 急に強度を大幅アップする（特に疲労がある時）
• 痛みをごまかして無理に動く
• 十分なウォームアップを省く
• 冷えたまま屋外での長時間練習を続ける（寒暖差に注意！）

寒暖差が大きい季節は筋肉が冷えて硬くなりやすく、ケガのリスクが上がります。練習前後にしっかり体を温める習慣をつけましょう。

大会直前に違和感があったら 〜当院での対応〜

当院では、スポーツ障害の早期発見と回復に特化したケアを行っています。主な施術・サポート内容は以下の通りです：

• 疲労除去のための手技療法（関節・筋膜・筋肉調整）
• アイシングやテーピングによる応急処置
• 競技復帰を見据えたリハビリプランの作成
• 大会向けのコンディショニング指導とセルフケア指導

大会直前でも予約不要でお気軽にご来院ください。短時間のメンテナンスで動きやすさが変わります。

最後に 〜あなたの努力を守るために〜

本気で大会に臨むなら、「練習量」だけでなく「質」と「回復」を同じくらい大切にしてください。小さな違和感は無視せず、早めにチェックを。寒暖差がある季節は特に身体を冷やさないことを心がけてください。

大会当日、最高のコンディションでベストを尽くせるよう、私たちが全力でサポートします。