眠りたいのに眠れない…それはなぜ?
「布団に入ったのに、なかなか眠れない」「夜中に何度も目が覚める」「ちゃんと寝たはずなのに、朝から疲れている」
このような睡眠の悩みは、決して珍しいものではありません。
眠れないと「自分は睡眠が下手なのかな」と思ってしまうこともありますが、睡眠には生活リズムやストレス、寝室の環境、嗜好品など、さまざまなものが関係しています。
その中でも、今回は自律神経と睡眠の関係について、できるだけわかりやすくお話しします。
夜になると体は「休むモード」へ切り替わる
私たちの体には、活動しているときに働きやすい交感神経と、休息しているときに働きやすい副交感神経があります。
日中は仕事や家事、運動などで体を動かすため、活動に関わる神経が働きやすくなります。
一方、夜になって眠る時間が近づくと、少しずつ体を休ませる準備をしていきます。
イメージとしては、
昼 → 活動する時間
夜 → 休む時間
という切り替えです。
ところが、仕事や人間関係のストレス、夜遅くまでスマートフォンを見る習慣、生活リズムの乱れなどが続くと、この切り替えがうまくいかないと感じることがあります。
「体は疲れているのに、頭が冴えている」という状態も、その一つです。
もちろん、眠れない原因がすべて自律神経にあるわけではありません。睡眠の問題にはさまざまな原因があるため、「眠れない=自律神経の乱れ」と決めつけないことも大切です。
眠れないときに見直したい5つの習慣
① 朝に光を浴びる
朝起きたらカーテンを開けて、明るい光を浴びる習慣をつけましょう。
② 日中に少しでも体を動かす
ずっと座っているより、散歩など無理のない範囲で体を動かすことも睡眠を考えるうえで大切です。
③ 寝る直前までスマートフォンを見ない
寝室でスマートフォンを長時間見る習慣がある方は、一度見直してみるのもおすすめです。
④ カフェインや喫煙などを見直す
コーヒーやエナジードリンクなどに含まれるカフェインは、睡眠に影響することがあります。また、喫煙も睡眠の質に影響することが知られています。
⑤ 「早く寝なきゃ」と頑張りすぎない
「明日は早いから寝なきゃ」と考えすぎることで、眠ることそのものがプレッシャーになってしまうことがあります。
眠れないことを必要以上に気にしすぎないことも、睡眠を考えるうえでは大切です。
眠れないときは、体が休む時間も大切に
眠れない夜があると、「眠れない=体がまったく休めていない」と考えてしまうかもしれません。
もちろん、十分な睡眠をとることは大切です。
ただ、眠れないからといって「絶対に寝なければ」と力を入れすぎる必要もありません。
まずは照明を落としたり、スマートフォンから離れたり、ゆっくり呼吸したりするなど、体が落ち着ける環境を作ってみましょう。
眠れない状態が続くときは、一人で抱え込まない
数日眠れないだけなら、生活リズムやストレスなど一時的な原因によることもあります。
しかし、眠れない状態が長く続いている、日中に強い眠気がある、朝起きられない、寝ても休んだ感じがしない、いびきや睡眠中の呼吸停止を指摘されたなどの場合は、一度医療機関に相談することも大切です。
睡眠の問題にはさまざまな原因があるため、自己判断だけで原因を決めつけないようにしましょう。
まとめ
「眠れない」という悩みには、さまざまな原因があります。
自律神経もその一つとして考えられますが、それだけで原因を決めつけることはできません。
まずは、朝に光を浴びる、日中は適度に体を動かす、夜は刺激を減らす、寝ることを頑張りすぎないなど、できることから少しずつ生活を見直してみましょう。
おにたか中央接骨院・鍼灸院では、お身体の状態を確認しながら、日常生活で気をつけたいことなども一緒にお伝えしています。
「眠れないうえに肩や首がつらい」「最近ずっと体が重い」など、気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

